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特集 第21回臨床眼科学会講演集(その3)
茯苓(Pachyma Hoelen)の眼圧下降作用機序についての実験的研究
著者: 道口博1
所属機関: 1千葉大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.440 - P.449
文献購入ページに移動I.緒言
茯苓(Pachyma Hoelen)は真菌植物門に属し,従来より生薬の一つとして用いられてきた。
先にわれわれは茯苓煮沸滲出瀘液の静注による家兎眼圧に及ぼす影響を検討し,これが眼圧下降作用を有することを報告した1)。そこで今回は生薬としての茯苓が利尿剤の一つとして用いられているところから,茯苓の眼圧下降作用機序について,茯苓の利尿作用に関連して一連の実験を試みたので引続き報告する。
茯苓(Pachyma Hoelen)は真菌植物門に属し,従来より生薬の一つとして用いられてきた。
先にわれわれは茯苓煮沸滲出瀘液の静注による家兎眼圧に及ぼす影響を検討し,これが眼圧下降作用を有することを報告した1)。そこで今回は生薬としての茯苓が利尿剤の一つとして用いられているところから,茯苓の眼圧下降作用機序について,茯苓の利尿作用に関連して一連の実験を試みたので引続き報告する。
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