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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科22巻4号

1968年04月発行

文献概要

特集 第21回臨床眼科学会講演集(その3)

茯苓(Pachyma Hoelen)の眼圧下降作用機序についての実験的研究

著者: 道口博1

所属機関: 1千葉大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.440 - P.449

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I.緒言
 茯苓(Pachyma Hoelen)は真菌植物門に属し,従来より生薬の一つとして用いられてきた。
 先にわれわれは茯苓煮沸滲出瀘液の静注による家兎眼圧に及ぼす影響を検討し,これが眼圧下降作用を有することを報告した1)。そこで今回は生薬としての茯苓が利尿剤の一つとして用いられているところから,茯苓の眼圧下降作用機序について,茯苓の利尿作用に関連して一連の実験を試みたので引続き報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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