文献詳細
特集 第21回臨床眼科学会講演集(その3)
文献概要
I.緒言
近来,眼科領域においても冷凍手術が注目をあび,水晶体の全摘出や網膜剥離などに広く応用されつつある。緑内障に対する冷凍術は1950年のBiettiが初めてであり,以来二,三の報告を見るのみである。しかもそれらのいずれもが毛様体部の冷凍術である。今回われわれは緑内障の治療に隅角部の冷凍術を試み,基礎的,臨床的にその機能面からの検討をおこなつたので,その成績をここに報告する。
近来,眼科領域においても冷凍手術が注目をあび,水晶体の全摘出や網膜剥離などに広く応用されつつある。緑内障に対する冷凍術は1950年のBiettiが初めてであり,以来二,三の報告を見るのみである。しかもそれらのいずれもが毛様体部の冷凍術である。今回われわれは緑内障の治療に隅角部の冷凍術を試み,基礎的,臨床的にその機能面からの検討をおこなつたので,その成績をここに報告する。
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