文献詳細
特集 第21回臨床眼科学会講演集(その3)
文献概要
I.緒言
味涙反射(gusto-lacrimal reflex)とは,食事のときに涙液分泌増加の起こる背理性の反射で,別名「わにの涙症候群」(the syndrome ofcrocodile tears)と呼称されている。この反射は,1913年Oppenheim, Engelenによつて最初に注目され,1924年,Bingがgusto-lacrimalrefiex (略称g.l.r.)なる名称を用いた。
1928年Bogoradは,本反射について詳細な報告をなし,the syndrome of cro—codile tearsなる名称を用い,今日,この両者が使用されているが,名称としては,gusto-lacrimal re—flexが適当とされている。
味涙反射(gusto-lacrimal reflex)とは,食事のときに涙液分泌増加の起こる背理性の反射で,別名「わにの涙症候群」(the syndrome ofcrocodile tears)と呼称されている。この反射は,1913年Oppenheim, Engelenによつて最初に注目され,1924年,Bingがgusto-lacrimalrefiex (略称g.l.r.)なる名称を用いた。
1928年Bogoradは,本反射について詳細な報告をなし,the syndrome of cro—codile tearsなる名称を用い,今日,この両者が使用されているが,名称としては,gusto-lacrimal re—flexが適当とされている。
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