文献詳細
特集 第21回臨床眼科学会講演集(その3)
文献概要
I.緒言
関,深見,馬嶋氏らの適性規準一般に関する一連の研究や,堤氏の独自な色覚定量化の試みなどにより職業適性の基準化の問題は,手の届くところにきていながら,もう一歩のところで足踏みをしている。
この隘路の最たる部分は適性検査法に信頼のおけるものが見出されないところにあろう。しかし現実にわれわれは100 hue testとlantern testをもち,近くはPanel D−15の検討に手をつけられるようになつた。この問題をさらに押し進めれば,各適性検査法の能力の追求が最も要求される段階とみるべきであろう。
関,深見,馬嶋氏らの適性規準一般に関する一連の研究や,堤氏の独自な色覚定量化の試みなどにより職業適性の基準化の問題は,手の届くところにきていながら,もう一歩のところで足踏みをしている。
この隘路の最たる部分は適性検査法に信頼のおけるものが見出されないところにあろう。しかし現実にわれわれは100 hue testとlantern testをもち,近くはPanel D−15の検討に手をつけられるようになつた。この問題をさらに押し進めれば,各適性検査法の能力の追求が最も要求される段階とみるべきであろう。
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