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雑誌目次

雑誌文献

臨床眼科22巻5号

1968年05月発行

雑誌目次

特集 第21回臨床眼科学会講演集(その4)

過去6年間の網膜剥離手術の統計的観察

著者: 山崎守成 ,   古川明博 ,   紺山和一 ,   加藤和男 ,   中島章

ページ範囲:P.587 - P.597

I.緒言
 特発性網膜剥離の病態および手術成績についての報告は枚挙のいとまのない程多数の報告があり,様々な角度から統計的考察が加えられている。その結果はほぼ類似したものであるが,順天堂大学眼科において,教室の加藤1)が昭和35年網膜剥離80眼の手術経験につき報告して以来,昭和42年3月までに経験した特発性網膜剥離210眼についてここに諸家とほぼ同様見地から網膜剥離の病態と手術成績につき統計的観察を試み,特に難治症例に若干の検討を加え,報告するしだいである。

各種薬物治療における眼圧日内変動の重要性

著者: 丹羽康祐 ,   三宅勝

ページ範囲:P.599 - P.614

I.緒言
 近年緑内障に対して,全身的または局所的な治療薬が開発され,その効果はみるべきものがあるが,どの症例にはどの薬物が最も有効であり,しかもこれがどの部面を改善するのかを知つた上で用うべきである。また長期の薬物療法では,はじめのうちは有効であつても,後には効果が薄らぎ,ときにはまつたく効果がなくなつてくることもあるので,経過を観察するとともに常に治療薬の効果いかんということを念頭において管理に当るべきものと思う。
 むろん,各症例で最も有効であり最もよい治療薬というのは,眼底所見をはじめとして,視力,視野,眼圧,調節,角膜知覚などあらゆる所見を改善し,かつこれを持続させるものであることはいうまでもないが,諸検査の中でどの検査に重点を置き,その成績から有効性いかんを判断したならば最も信頼性があり最も確実であるかにつき,数年にわたり検討してきたところ,これにはこんにちのところ,眼圧の日内変動を仔細に検査することが第一で,これにtonographyを参考として行なうことが,最もよいとの結論に達したので,緑内障の群討議でもこれについて強調したのであるが,今回は症例を挙げて,詳細に報告し,大方のご批判を乞うしだいである。

眼窩,眼球に発生したrhabdomyosarcoma

著者: 高安晃 ,   内田洋人 ,   貴島陸博 ,   園田康治 ,   原田一道 ,   柊山緑

ページ範囲:P.616 - P.626

I.緒言
 外国では眼科領域rhabdomyosarcomaは比較的多くみられるきわめて悪性な腫瘍とされているが,わが国においてはきわめて稀有で昭和32年までに2例であつたが,最近は小児の悪性腫瘍として白血病やneuroblastomaについで本腫瘍も注目されてきたが昭和33,38年に各1例,41年2例,42年2例,計8例が報告されたにすぎない。各例ともほとんど眼窩に発生したものであるが大塚(1958)は上眼瞼に原発したものを報告した。しかし眼窩および特に眼球に発生したものは内外文献にいまだ報告をみないがたまたま本例は9歳の男子でその急速な腫瘍の発育経過と,最初眼窩蜂窩織炎の状態で発生し眼球摘出を行ない,後から眼窩内容除去を行なつたが,術後2カ月余,発病後約6カ月で死亡した症例である。眼部ならびに各臓器の組織学的所見から種々考案した点を述べて諸賢のご批判を乞うしだいである。

松果体腫瘍の1例

著者: 山中昭夫

ページ範囲:P.627 - P.633

I.緒言
 松果体腫瘍はCushing1)によれば,米国においては脳腫瘍中1.6%を占めるにはすぎないまれな疾患であるが,わが国では約10倍の発生をみる重要な疾患である。
 最近,われわれは早期診断の困難であつた松果体腫瘍の症例を経験した。この症例の臨床経過と現在までに解明しえた病理的所見の関係について考察を行なつてみたい。

頭蓋底後頭窩髄膜肉腫による外転神経麻痺の1例

著者: 大岡良子 ,   塩崎英一 ,   今西昶子

ページ範囲:P.635 - P.642

I.緒言
 脳腫瘍による眼症状には,視野,視力,眼底所見,瞳孔ならびに眼球運動などの障害が挙げられるが,これらの眼症状は脳腫瘍の診断,さらには腫瘍病巣の局在を決めるのにきわめて重要な意義を有している。一般に臨床的には,全身症状に随伴して,種々な眼症状が発現するが,逆に眼症状が全身症状に先行して現われることもしばしばある。
 眼球運動障害については,脳腫瘍以外に頭部外傷,血管性病変,梅毒などその他種々の原因が挙げられるが,中でも外転神経麻痺は,該神経が解剖学的に頭蓋内における走行経路が長く,かつ部位的にも損傷を受けやすいため,他の眼筋麻痺に比して最も多くみられる。したがつて外軽神経麻痺の症状のみでは,必ずしも脳腫瘍の場合において,部位診断に局在的な価値は認められないばかりか,さらに他の定型的な全身症状や眼症状を欠くときは,脳腫瘍自体の診断すら困難ならしめることもしばしばありうるわけである。

後頭葉腫瘍内出血の眼症状

著者: 小原博亨 ,   中村一夫 ,   村上正固 ,   宮島忠 ,   阿久津澄義 ,   新城長昭

ページ範囲:P.645 - P.648

I.緒言
 半盲症を呈する場合,その原因を究めて加療しなければならないが,ことに同名半盲症を呈する場合は,視放線が後では広く散開して後頭葉の皮質中枢に終つているから,視放線の後部と皮質中枢が侵されたときとほとんど鑑別ができない。また,原因としては出血,血栓,軟化,外傷が多く,腫瘍,膿瘍,脳炎もまれにはある。したがつて,これらを鑑別するためには全身の症状を検討しなければならない。
 私がここに報告しようとする症例は右同名半盲症以外,臨床上,特別な症状を示さず,経過中,急激に悪化し脳出血死を疑わしめた例である。私はその初期の症状からは脳腫瘍を,後期の症状経過からは脳出血を考え,前回報告の下垂体腫瘍内出血の経験よりしてあるいは腫瘍内出血をも考えていた例であつたが,剖検上の肉眼的所見からは脳出血の疑い,織織学的検査では脳腫瘍内の出血と判明したもので,臨床上,急激に経過する脳腫瘍症状の場合には,腫瘍内出血も考慮すべきであることを教えられた例であるので報告する。

Oculo-auricular dysplasiaの1例

著者: 小坂輝彦 ,   吉村卓也 ,   藤村和昌 ,   前坂明男

ページ範囲:P.649 - P.654

I.緒言
 角膜および結膜皮様腫の症例は,日眼全書によれば,本邦では,甲野氏の報告にはじまり,現在までに50例以上を数えている。皮様腫の発生に関しては諸説があり,他の種々の先天性異常を伴うことが多く,おのおのの報告例には,それぞれ特徴ある臨床所見が記載されている。なかんずく,副耳を伴う皮様腫の症例の比率はかなり大である。しかしながら,これらは他のいろいろな合併症等をも併せて記載報告されているにすぎない。
 1952年,Goldenharは,epibulbar dermoids,accessory auricular appendagesおよびauralfistulaeをTriasとする症候群をoculo-auricu—lar-dysplasiaと名づけ,その後,Hoffmann—Eggら,Dejeanら,その他の報告等で,前述のTriasの他に種々の先天性異常を伴つた症例が追加されている。

眼球のMT (Minor Tremor)に関する研究(第2報)

著者: 中村隆平

ページ範囲:P.655 - P.682

I.緒言
 著者は,さきに第1報1)において,近視発生の主因と考えられる毛様体筋のtonusについて,これを電気的に測定しようと考え,とくに,毛様体筋の二重神経支配説を重視し,minor tremor(以下MTと略す)が自律神経の活動に影響されることが大であることから,この変動を,電気的にとらえうることと,また,筋の収縮および緊張はもとより,筋肉の静的状態においても,筋電図では,波型として現われないが,MTでは,観察されうる特性を考え合わせて,角膜輪部の外側に,MT pick-upの接続端子を接触させて測定するところの,MT媒介表面誘導法を用いて,毛様体筋tonusと考えられる波型をとらえることに成功した。さらに,そのデーターの処理を,客観的かつ量的に表現する意味で,このMT波を,濾波器で,各周波数帯域別に,δ1(0〜2c/s),δ2(2〜4c/s),θ(4〜8c/s),α(8〜13c/s),β1(13〜20c/s),β2(20〜30c/s),β3(30〜60c/s)に積分した周波数分析波も同時に測定し,考察を加えてきた。

読書時中の眼球運動の研究—とくに「戻り不足」について

著者: 神谷貞義 ,   西岡啓介 ,   西信元嗣 ,   伊東由紀子

ページ範囲:P.683 - P.686

I.緒言
 私たちは多用途2素子記録装置を使つて読書時中の眼球運動を記録していると,新しい視野の文字のすべてが認識できないときに文字を読み返すために,逆戻りという現象が第1図に示したごとく起こるが,それとは異なつて一行を読み終え,新しい行へ移行するときにちようど逆戻りと同じような,第2図に示す波型が起こる。それを私たちは戻り不足と名づけたが,この戻り不足について検討した結果を今回は述べる。

オゾンガス(O3)眼球結膜下注射による眼内出血の治療

著者: 本多傳

ページ範囲:P.687 - P.701

I.緒言
 昭和35年5月6日の科学新聞に,治療界の話題として,「人工オゾン活かすヨード・イオンガス体注射」と題し,日大歯学部内科講師の今本喜一郎氏の結核性再発性網膜硝子体出血に対する治験例が私の注目を引いた。その例はこの患者があらゆる眼科専門医の門を叩き,ほとんど失明の末,今本氏を訪れた。そこで氏はこの患者にヨード・イオンガス体が強力な止血作用と吸収力のあるところから思いついて,この患者に次のようなガス体注射を試みた。第1回項部に20cc,2日目30cc注射したところ,患者は少し眼の前が明るくなつてきたといつた。3日目には瞼の横へ5.0ccずつ注射,こうして隔日に10本のガス体注射が終つたとき,患者の眼はみづみづしく輝き,空を仰いで歓喜の涙に咽んだという。
 そこで私は同年の夏,今本氏の注射療法を直接見学させてもらつた。もつとも今本氏は内科が専門なので,主として内科,一部皮膚科の患者であつたが,氏のヨード・オゾンガスは酸素ボンベからの純粋の酸素を,ヨードカリ液を通してオゾン発生器により採取したオゾンガス体で,これを多いときは100cc,あるいは200ccの大量を項部や胸腹部の皮内に注射する方法であつた。

眼科用手術室ならびに手術感染症について

著者: 大島祐之

ページ範囲:P.703 - P.706

I.緒言
 5年前,東京医科歯科大学付属病院中央手術部に設けられた眼科用手術室,ならびに眼科用無影灯については,当時報告1)2)したが,その後の使用経験と改良点を述べ,あわせてこの手術室を使用して以来,内眼手術感染症を1例も経験していない点について報告する。

Flecked retinaの螢光像

著者: 小嶋克 ,   新美勝彦 ,   渡辺郁緒 ,   渡辺憲子 ,   長谷川慧子

ページ範囲:P.709 - P.719

I.緒言
 一般にflecked retina syndromeとして扱われるものは,種々の大きさの黄色〜黄白色〜白色のdruse様depositが眼球の後極域に限局的に,あるいは広くみられるものである。1) Hu—tchinson-Tay choroiditis, 2) macular degen—eration (Holthouse-Batten), 3) Doyne's honey—combed degeneration, 4) Malattia Levan—tinese, 5) fundus flavirnaculatus, 6) fundusalbipunctatus, 7) speckled multicolored fun—dus (Bischler), 8) fleck-retina (Kandori)が挙げられている。
 上記のうち,Tay choroiditis, Holthouse-Ba—tten type, Doyne type, Malattia Levantineseは組織学的にもBruch膜のhyaline変性として示されているし遭遇することはきわめてまれである。

早期に眼圧上昇のみられた原田氏病の1例

著者: 八田正幸 ,   熊谷愛子 ,   武田博子 ,   能松伊勢子

ページ範囲:P.721 - P.725

I.緒言
 1926年,原田永之助が一種の脈絡膜炎の臨床症状および経過を詳しく観察し,これに急性瀰慢性脈絡膜炎と命名して以来,今日までこの疾患に関する多数の報告がみられるが,初期に眼圧のいちじるしく上昇した例は私達の調査した範囲内では見当らない。

眼科領域疾患,とくに調節異常・諸種角膜疾患・筋麻痺などに対するイノシンの効果について

著者: 土方文生 ,   斎藤武久 ,   高橋信夫 ,   菅原脩二 ,   菅野英子 ,   海野勝男

ページ範囲:P.727 - P.750

I.はじめに
 イノシンの持つ生理的・薬理的作用を,眼科学釣疾患の治療に応用して,二・三の興味ある成績を得たので,大方のご批判とこ追試を得たくあえてここに発表する。

上大静脈症候群を伴つたベーツェット氏症候群の1例

著者: 吉岡久春 ,   遠藤泰彦 ,   杉田隆 ,   長崎義彦

ページ範囲:P.751 - P.757

I.緒言
 ベーツェット氏症候群に関する報告は現在まで多数あり,その併発症と思われるものも多数報告されている。なかでも最近,循環器系,殊に大血管の併発症が報告され,浦山氏はこれに対して,Angio-Behçet氏症候群なる名称を提唱しているが26),これら大血管の併発症は生命に対して重篤なものといわねばならない。われわれは上大静脈症候群を伴つたベーツェット氏症候群を経験したので報告する。

脳室上衣芽腫再発例の完全摘出例

著者: 千葉剛 ,   安井多津子

ページ範囲:P.758 - P.761

I.緒言
 われわれは,すでに本症例の初回手術後,その詳細について報告1)し,その際,脳室上衣芽腫の病理組織学的性格について述べ,今後の十分な観察が必要であると結んだが,3年7カ月目,ふたたび症状の発現をみ,再摘出を行ない,目下良好な経過を示す1例を報告する。

幼児睾丸に原発した胎胚性癌の眼球内転移例

著者: 浅山亮二 ,   坂上英 ,   福田富司男 ,   本田孔士

ページ範囲:P.762 - P.766

I.緒言
 睾丸に原発した悪性腫瘍の眼球内転移は,現在までに世界で数例の報告があるのみで,特に若年者のそれはいまだ例をみない。われわれは最近,幼児睾丸に原発した悪性腫瘍の脈絡膜転移の1例を経験したのでここに報告する。

中心性網膜炎のメコリールテスト(予報)

著者: 栗本晋二 ,   福永喜代治 ,   本多一郎 ,   富永晄子 ,   土井美紀子 ,   百村清

ページ範囲:P.767 - P.771

I.緒言
 中心性網膜炎の成因には従来から諸説があつていまだ一定しない。著者ら1)〜3)は先に過去7年間における教室の本症患者の統計的観察を行ない,年齢,職業等から考えて自律神経不安定徴候の一つとしてとらえることができると述べた。この自律神経機能状態を推測する方法に近年mecholyltestが取り入れられ各科の領域に利用されている。著者らも本症患者にmecholyl testを試み,本症の成因を追求せんとした。まだ20例あまりであるが,一応予報として報告する。

斜視手術後の斜視弱視の予後

著者: 兼子裕高

ページ範囲:P.773 - P.778

I.緒言
 弱視治療は,近年Bangerter2), Cueppers4)の研究により,急速の進歩をとげた。現在,斜視弱視治療の公式的な方針としては,弱視を治療し,ついで,斜視手術を行なつていくことである。
 しかしながら,斜視弱視というものが,眼位矯正のみで,時の経過につれて,自然治療を営みうるかどうかの疑問は依然として残されている。

ウェゲナー肉芽腫症(Wegener's Granulomatosis)の知見補遺

著者: 工藤高道 ,   田中幸子 ,   森壽夫 ,   福士勝久

ページ範囲:P.779 - P.787

I.緒言
 Klinger氏(1932)の報告にはじまりWege—ner氏1)2)により詳細に記載されたWegener'sgranulomatosisは上気道の壊疸性肉芽腫,全身の壊死性血管炎,糸球体腎炎を主徴とする症候群でこんにちでは1つの独立した疾患単位と考えられている。その原因が不明でありかつ予後が不良なため,近年特に注目されてきている。Wege—ner's granulolnatosisの症状は多種多彩であり,その関係する臨床領域は耳鼻科3)・内科(小児科)1)・眼科・皮膚科5)・泌尿器科など広範囲にわたる。
 Nielsen氏6)によれば1962年までにWegener'sgranulomatosisの報告例は118例に達するとのことであるが,最近本邦1における報告も急激に増加している。

人眼眼圧の副腎皮質ステロイド反応性(steroid responsiveness)について

著者: 北沢克明 ,   川西恭子 ,   中村泰久

ページ範囲:P.793 - P.804

I.緒言
 副腎皮質ステロイドの局所使用により正常および緑内障眼においてしばしば眼圧上昇が惹起されることは周知の事実である。近年,その眼圧上昇の程度が原発広隅角緑内障ときわめて密接な関係にある遺伝的素因により決定されることがBec—ker, Armalyにより報告されたが,その遺伝形成についてはまだ意見の一致をみていない1)〜5)。また,皮質ステロイドによる眼圧上昇機序についても房水流出抵抗の増加が大きな役割を演ずる場合の多いことは疑いがないが,ステロイドによる房水産生量の変動がステロイド高眼圧発生の上で果たす役割についてはなお議論のあるところである6)〜9)
 このように,ステロイドによる眼圧上昇は近年眼科領域への強力なステロイド製剤の導入と相俟つてきわめて重大な問題であるにもかかわらず,その昇圧機序あるいは昇圧の程度を決定する遺伝的素因についてなお解明さるべき点が多く残されている。

潜伏眼振について

著者: 久保田伸枝

ページ範囲:P.805 - P.806

 潜伏眼振は,通常両眼開放時には定型的な眼振がないが,1眼を遮蔽すると,急速相が非遮蔽眼の方向に向かう衝動性の眼振が発現してくるものである。この潜伏眼振は,同じく1眼を遮蔽すると遮蔽眼が上転する交代性上斜位としばしば合併する。
 交代性上斜位162名のうち120名に潜伏眼振の合併が認められた。この120名の潜伏眼振について,臨床的観察および電気眼振図検査の結果について報告したい。

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眼科ニュース

ページ範囲:P.626 - P.626

第34回日本中部眼科学会御案内
会期:昭和43年11月10日(日)
会場:大阪市西区新町北通り2丁目1-1大阪厚生年金会館(地下鉄3号線信濃橋駅下車)

眼科点数表(乙)の解説

ページ範囲:P.790 - P.791

Ⅱ.投薬料
○投薬料→(薬剤料+調剤料)×日数+処方料投薬料は,薬剤料,調剤料を合わせたものに日数(t)を乗じ,処方料を加える。
○麻薬,毒薬を処方調剤したときは1.5を加算する。合算せず別項目記載。

基本情報

臨床眼科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1308

印刷版ISSN 0370-5579

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