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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科22巻5号

1968年05月発行

文献概要

特集 第21回臨床眼科学会講演集(その4)

読書時中の眼球運動の研究—とくに「戻り不足」について

著者: 神谷貞義1 西岡啓介1 西信元嗣1 伊東由紀子1

所属機関: 1奈良県立医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.683 - P.686

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I.緒言
 私たちは多用途2素子記録装置を使つて読書時中の眼球運動を記録していると,新しい視野の文字のすべてが認識できないときに文字を読み返すために,逆戻りという現象が第1図に示したごとく起こるが,それとは異なつて一行を読み終え,新しい行へ移行するときにちようど逆戻りと同じような,第2図に示す波型が起こる。それを私たちは戻り不足と名づけたが,この戻り不足について検討した結果を今回は述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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