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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科22巻5号

1968年05月発行

文献概要

特集 第21回臨床眼科学会講演集(その4)

Flecked retinaの螢光像

著者: 小嶋克1 新美勝彦1 渡辺郁緒1 渡辺憲子1 長谷川慧子1

所属機関: 1名古屋大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.709 - P.719

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I.緒言
 一般にflecked retina syndromeとして扱われるものは,種々の大きさの黄色〜黄白色〜白色のdruse様depositが眼球の後極域に限局的に,あるいは広くみられるものである。1) Hu—tchinson-Tay choroiditis, 2) macular degen—eration (Holthouse-Batten), 3) Doyne's honey—combed degeneration, 4) Malattia Levan—tinese, 5) fundus flavirnaculatus, 6) fundusalbipunctatus, 7) speckled multicolored fun—dus (Bischler), 8) fleck-retina (Kandori)が挙げられている。
 上記のうち,Tay choroiditis, Holthouse-Ba—tten type, Doyne type, Malattia Levantineseは組織学的にもBruch膜のhyaline変性として示されているし遭遇することはきわめてまれである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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