文献詳細
文献概要
特集 第21回臨床眼科学会講演集(その4)
斜視手術後の斜視弱視の予後
著者: 兼子裕高1
所属機関: 1京都府立医科大学眼科学教室
ページ範囲:P.773 - P.778
文献購入ページに移動I.緒言
弱視治療は,近年Bangerter2), Cueppers4)の研究により,急速の進歩をとげた。現在,斜視弱視治療の公式的な方針としては,弱視を治療し,ついで,斜視手術を行なつていくことである。
しかしながら,斜視弱視というものが,眼位矯正のみで,時の経過につれて,自然治療を営みうるかどうかの疑問は依然として残されている。
弱視治療は,近年Bangerter2), Cueppers4)の研究により,急速の進歩をとげた。現在,斜視弱視治療の公式的な方針としては,弱視を治療し,ついで,斜視手術を行なつていくことである。
しかしながら,斜視弱視というものが,眼位矯正のみで,時の経過につれて,自然治療を営みうるかどうかの疑問は依然として残されている。
掲載誌情報