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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科22巻6号

1968年06月発行

文献概要

臨床実験

Xanthoma Planum Palpebraeと脂肪肝

著者: 小原博亨1 中村一夫2 泰泉寺暢朗2 宮島忠3

所属機関: 1名古屋鉄道病院眼科 2名古屋鉄道病院内科 3名古屋鉄道病院臨床検査科

ページ範囲:P.837 - P.839

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I.緒言
 Xanthomaは家族性原発性高コレステロール性黄色腫症,続発性黄色腫症,その他の場合に発生するが,慢性胆細管性肝炎,胆細管性肝硬炎(Hanotの肥大性肝硬変)の患者に往々脂質代謝異常を伴うことがあり,その結果,皮膚に黄色腫を生ずることがある。
 この肝疾患とxanthomaの関係は眼科領域ではあまり知られていない。私は眼科を訪れた本症の患者の既往歴を問いただし,肝機能検査を施行し異常あることを知り,内科および臨床検査科の協力によつて肝生検により肝障害の存在を知りえたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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