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臨床実験
ステロイド白内障の2症例
著者: 松浦啓之1
所属機関: 1鳥取大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.841 - P.844
文献購入ページに移動ステロイドホルモン剤の長期連用によつて,水晶体の後嚢化に混濁が生ずることは,1960年Black,Oglesby, Von Sallman, Bunim1)により初めて報告された。
著者は最近,リウマチ性関節炎のためにステロイドホルモンを長期に使用している患者のなかに2例本症を経験したので報告する。
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