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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科22巻6号

1968年06月発行

文献概要

臨床実験

フラビタン錠の眼科的使用経験

著者: 山本由記雄1 鏑木ふく代1 末野三八子2

所属機関: 1駒込病院眼科 2東京医科歯科大学眼科

ページ範囲:P.855 - P.861

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I.緒言
 FADは最終的酵素型であるため,結膜,角膜,ブドー膜,網膜の代謝賦活への効率が大であることは,いまさら論をまたない。したがつて点眼,軟膏,結膜下注射として,眼瞼疾患,角膜疾患に,球後注射,頸動脈注射として,中心性網膜炎,網膜色素変性などの網膜疾患に,局所投与としての意味で投与され,良い治療成績を得ている。われわれ,テノン氏嚢内注射による眼精疲労の治療を報告したが,今回内服としてのフラビタン錠(FAD5mg含有)の使用の機会を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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