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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科22巻7号

1968年07月発行

文献概要

臨床実験

網膜下液より原虫を証明しえたトキソプラスマ眼症の長期観察例について

著者: 三国郁夫1

所属機関: 1慶応大学医学部眼科

ページ範囲:P.943 - P.948

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I.緒言
 1908年,Nicolle,Manceauxにより,北アフリカのCtenodactylus gondiiより発見された,Toxoplasma gondii (以下T.p.と略称する)感染による疾患に関しては,近年その基礎的研究の発展とあいまち,臨床各領域においても非常に重要視されるにいたつた。
 特に眼科領域においては,先天感染による脈絡膜炎をはじめとして,葡萄膜炎,網脈絡膜炎の原因の一部としてきわめて重要視されるにおよび,その検索は日常診療においてもroutineな検査となりつつある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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