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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科22巻7号

1968年07月発行

臨床実験

血清肝炎の前駆症としての眼症状

著者: 小原博亨1 赤塚俊一1 倉尾襄

所属機関: 1名古屋鉄道病院眼科

ページ範囲:P.949 - P.952

文献概要

I.緒論
 血清肝炎は輸血後に生ずる一種のvirus hepa—titisと考えられている。その前駆症を知ることは血清肝炎の早期発見に役立ち,したがつて予後をも良くするであろう。また無黄疸性肝炎の発見が遅れて,後年肝硬変性に移行する不幸事の予防にも役立つと考えられる。
 元来,肝疾患と眼症状の関係はあまり多くは知られていない。ただわずかに黄疸,ウィルソン氏病などの特定の場合に限られて,その眼症状が知られているのみである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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