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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科22巻7号

1968年07月発行

文献概要

臨床実験

種々の眼症状を伴つた先天性風疹症候群の1例

著者: 荒井優子1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.958 - P.963

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I.緒言
 妊娠初期に風疹に罹患した場合,その母親から生まれる新生児に,種々の奇型を伴うことは,Gregg2)が1941年にはじめて記載して以来,これまでにも数多くの報告がある。本疾患の病原ウィルスの分離は,1962年Weller,NevaおよびParkmannらのグルーブがおのおの独立して試みており,ほとんど同時期に成功した3)
 本邦における眼病変に関する報告は,1960年紺山1)が最初に行なつているが,著者の渉猟した範囲では,かかる症例はこれまでのところ記載されてない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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