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臨床実験
出血性眼底疾患に対するAngininの使用経験
著者: 佐竹幸雄1 工藤英夫1 斉藤一宇1 斉藤三恵子1
所属機関: 1北海道大学医学部眼科
ページ範囲:P.973 - P.978
文献購入ページに移動1962年,島本,石川両氏らによつて開発されたAngininは,ピリジン誘導体で,キニンによる静脈攣縮を緩解し,その炎症作用に拮抗するといわれる。眼科領域においても,動脈硬化性網膜症,糖尿病性網膜症などで,かなりの効果をみているようである。
われわれも,本剤を各種出血性眼底疾患に使用したので報告する。
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