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第21回臨眼グループディスカッション
色覚異常
著者: 大熊篤二1
所属機関: 1横浜市大
ページ範囲:P.1001 - P.1004
文献購入ページに移動1.幼児色覚検査の興味づけについて
保健所で行なう3歳児検診で,石原式幼児用色盲検査表第2部の図形のカードを見せ,その名称を言わせたところ,184名中正答率は丸100%,花9%,四角4%,三角3%であつた。
保育所において2〜5歳児に対し,丸・三角・四角・花を画いたカードを作つて,カード合わせをしたり,フランネルグラフを使用して対応した形を張る遊びをしたり,ペープサードで形の対応の話を実演した後に,石原表による色覚検査を行なつた。3種の遊びのうちフランネルグラフ遊びは,幼児色覚検査の興味づけとしては一番適当と思われる。
保健所で行なう3歳児検診で,石原式幼児用色盲検査表第2部の図形のカードを見せ,その名称を言わせたところ,184名中正答率は丸100%,花9%,四角4%,三角3%であつた。
保育所において2〜5歳児に対し,丸・三角・四角・花を画いたカードを作つて,カード合わせをしたり,フランネルグラフを使用して対応した形を張る遊びをしたり,ペープサードで形の対応の話を実演した後に,石原表による色覚検査を行なつた。3種の遊びのうちフランネルグラフ遊びは,幼児色覚検査の興味づけとしては一番適当と思われる。
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