icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科22巻7号

1968年07月発行

文献概要

第21回臨眼グループディスカッション

色覚異常

著者: 大熊篤二1

所属機関: 1横浜市大

ページ範囲:P.1001 - P.1004

文献購入ページに移動
1.幼児色覚検査の興味づけについて
 保健所で行なう3歳児検診で,石原式幼児用色盲検査表第2部の図形のカードを見せ,その名称を言わせたところ,184名中正答率は丸100%,花9%,四角4%,三角3%であつた。
 保育所において2〜5歳児に対し,丸・三角・四角・花を画いたカードを作つて,カード合わせをしたり,フランネルグラフを使用して対応した形を張る遊びをしたり,ペープサードで形の対応の話を実演した後に,石原表による色覚検査を行なつた。3種の遊びのうちフランネルグラフ遊びは,幼児色覚検査の興味づけとしては一番適当と思われる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?