文献詳細
文献概要
眼・光学学会
Toric LensesのSpot Diagramについて
著者: 沢口勉1 岡島弘和1
所属機関: 1日本光学
ページ範囲:P.1121 - P.1125
文献購入ページに移動I.はじめに
乱視用眼鏡レンズは主としてtoric lensが用いられている。それらのレンズから実質的に所定の非点隔差を有するレンズが求められてきた。しかしながらSeidel近似でequal astigmatismの条件を満たすtoric lensにtyreとbarrelの2つのtypeがあり,これによると同じレンズのジオプターに対してもtypeにより組み合わせるレンズ面の屈折力が異なる。眼鏡レンズは曲面の曲率半径がより大きい方が望まれるので,いずれのtypeを使用する方がよいかを調べてきた。
今回はtoric lensをspot diagramによって,さらに詳しくimage patternを調べ,astlgma—tism以外の収差による影響も検討したので報告する。
乱視用眼鏡レンズは主としてtoric lensが用いられている。それらのレンズから実質的に所定の非点隔差を有するレンズが求められてきた。しかしながらSeidel近似でequal astigmatismの条件を満たすtoric lensにtyreとbarrelの2つのtypeがあり,これによると同じレンズのジオプターに対してもtypeにより組み合わせるレンズ面の屈折力が異なる。眼鏡レンズは曲面の曲率半径がより大きい方が望まれるので,いずれのtypeを使用する方がよいかを調べてきた。
今回はtoric lensをspot diagramによって,さらに詳しくimage patternを調べ,astlgma—tism以外の収差による影響も検討したので報告する。
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