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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科22巻8号

1968年08月発行

文献概要

印象記

第72回日本眼科学会総会(2)

著者: 谷口慶晃1 小山綾夫2 塚原勇3 田川貞嗣4 杉浦清治5 諫山義正6 桐沢長徳7

所属機関: 1九州大学 2広島逓信病院 3関西医科大学 4札幌医科大学 5北海道大学 6神戸大学 7東北大学

ページ範囲:P.1129 - P.1140

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 網膜に関する業績は相変わらず多く,演題数は27題で,全講演数100題中の3割近くになる。これらの講演は第1日午後の後半から第2日午前,第3日午前とすべて第1会揚に割り当てられている。関連した演題が全部同一会場で行なわれるということは誠に便利であり,司会者の配慮のほどが偲ばれる。しかし網膜に関する講演もその内容については種々さまざまで,形態学的なもの--特に電顕によるもの--,あるいは螢光眼底についてのもの,電気生理学的なもの,また生化学的なものと多岐にわたつている。
 今期日眼総会は,東京では雨の最も少ない時期で,ストを回避して期日を選んだという桑原会長のご挨拶であつたが,あいにくと第1日からすでにかなりの雨で,第2日も前目来の雨がなお降り続いており,小雨そぼ降る中に第2日目の学会が始められた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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