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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科22巻9号

1968年09月発行

文献概要

臨床実験

家兎の実験的眼感染症に対するCPとBromelainの併用効果について

著者: 葉田野博1 萱場忠一郎1 玉井春子1

所属機関: 1東北大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1203 - P.1208

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I.緒言
 Bromelain (またはBromelin)は,蛋白分解酵素の一つで,パインアップルの果汁または葉茎の絞り汁より抽出されたものである。近年本剤による抗浮腫,抗炎作用が明らかとなり,臨床面に使用され,化学療法剤との併用による報告も多数見られるようになつた。われわれも,今回成熟白色家兎を用いChloramphenicol (CPと略)とBromelain (Brと略)を併用し,家兎の実験的眼感染症に対する効果を検討したので以下にその成績を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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