文献詳細
第21回臨眼グループディスカッション
文献概要
1.ハームス視野計によるマリオット盲点の測定(第1報)
すでに古くから,視野およびマリオット盲点の測定についていろいろの研究報告があるが,今回,われわれはTubinger Perimeter (Harms'Perimeter)を用い,一定条件下(背面輝度1asb暗順応30分1asbに対する明順応15分,固視標赤10′,0〜7°まで16asb,9°より100asb,中心部2°赤色4点視標,検査視標白色12′,露出時間1秒,径線は7.5°ずつ特にマリオット盲点上下周辺部は3.75°)の視野,マリオット盲点の位置づけ面積などの測定を行なつた。
被検者男女計5名の平均値とバラツキを見,次に判断力,観察力の鋭い男女各1名を選び各度ごとに約30〜40回測定し,おのおのの平均値と±2σの範囲(測定誤差範囲)と考えられる地点を決定した。誤差範囲は±0.86〜2.82であつた。マリオット盲点周辺部については誤差がかなり大きく±5.30〜7.20で平均±5.50であつた。
すでに古くから,視野およびマリオット盲点の測定についていろいろの研究報告があるが,今回,われわれはTubinger Perimeter (Harms'Perimeter)を用い,一定条件下(背面輝度1asb暗順応30分1asbに対する明順応15分,固視標赤10′,0〜7°まで16asb,9°より100asb,中心部2°赤色4点視標,検査視標白色12′,露出時間1秒,径線は7.5°ずつ特にマリオット盲点上下周辺部は3.75°)の視野,マリオット盲点の位置づけ面積などの測定を行なつた。
被検者男女計5名の平均値とバラツキを見,次に判断力,観察力の鋭い男女各1名を選び各度ごとに約30〜40回測定し,おのおのの平均値と±2σの範囲(測定誤差範囲)と考えられる地点を決定した。誤差範囲は±0.86〜2.82であつた。マリオット盲点周辺部については誤差がかなり大きく±5.30〜7.20で平均±5.50であつた。
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