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眼・光学学会
水晶体の屈折率分布と調節性変化
著者: 中尾主一1 藤本蕃1 樋口正男1 伊藤由起子1 永田良2 岩田耕一2
所属機関: 1奈良県立医科大学眼科学教室 2大阪府立大学工学部機械工学科
ページ範囲:P.1251 - P.1256
文献購入ページに移動著者らは先にカイウサギ水晶体屈折率分布を光学的位相勾配測定装置ならびにAbbeの屈折計を用いて測定,その水平断面の屈折率分布関数が楕円的放物面で近似されることを発表した1)〜6)。
今回はさらにカイネコ(felis cats)およびミドリザル(cercopithecus aetiopus)の両眼にそれぞれDFPまたはatropineを点眼,水晶体に調節性変化を起こさしめ,その屈折率分布を検討した。さらに水晶体の調節光学モデルを作製,光線追跡により球面縦収差を計算した。
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