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臨床実験
眼瞼下垂を伴つたWaardenburg症候群の1例について
著者: 小口芳久1
所属機関: 1慶応大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.1391 - P.1396
文献購入ページに移動I.緒言
1951年,P.J. Waardenburgが,眼瞼,鼻根部,眉毛の発育異常に,虹彩,頭髪などの色素異常や先天性聾を合併する症候群を発表し,以後前記の各症状を伴つた症候群は,彼の名に因んで,Waardenburg症候群と名付けられ,現在まで数多くのWaardenburg症候群としての報告例が,国内,国外にあるが,最近著者は眼瞼下垂を伴うWaardenburg症候群と考えられる症例に遭遇したのでここに報告する。
1951年,P.J. Waardenburgが,眼瞼,鼻根部,眉毛の発育異常に,虹彩,頭髪などの色素異常や先天性聾を合併する症候群を発表し,以後前記の各症状を伴つた症候群は,彼の名に因んで,Waardenburg症候群と名付けられ,現在まで数多くのWaardenburg症候群としての報告例が,国内,国外にあるが,最近著者は眼瞼下垂を伴うWaardenburg症候群と考えられる症例に遭遇したのでここに報告する。
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