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特集 第22回日本臨床眼科学会講演集 (その2)
超音波診断定量化の試み
著者: 荒木実1
所属機関: 1東京医科歯科大学眼科学教室
ページ範囲:P.139 - P.143
文献購入ページに移動I.はじめに
定性的検査法として発達したAスコープ法は,超音波診断法の基本となるものであるが,そのエコーグラムは再現性に乏しく,組織構造の分析に用いるには熟練を要し,その判定基準に普遍性を欠く弱点がある。本検査法の定量化は,1966年以来,日本超音波医学会における緊急基本課題であつて,そのためはまず第一に,現有診断装置の性能の定量化が先行しなければならない。
定性的検査法として発達したAスコープ法は,超音波診断法の基本となるものであるが,そのエコーグラムは再現性に乏しく,組織構造の分析に用いるには熟練を要し,その判定基準に普遍性を欠く弱点がある。本検査法の定量化は,1966年以来,日本超音波医学会における緊急基本課題であつて,そのためはまず第一に,現有診断装置の性能の定量化が先行しなければならない。
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