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特集 第22回日本臨床眼科学会講演集 (その2)
Pco2ならびにpHよりみた房水の循環動態に関する研究—血管作動物質ならびに滲透圧剤の影響
著者: 大岡良子1 河本道次1 塩崎英一1 清水真一1 菊池信彦1 新井達朗1
所属機関: 1東邦大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.157 - P.163
文献購入ページに移動房水の循環動態の一部を全身的背景より明らかにするために,われわれは房水,動脈血,および髄液のPco2ならびにpHをradiometer-microgasanalyserを用いて測定し,さきに正常家兎におけるDiamoxの影響について,その成績を発表した。
今回は,おのおの作用機序の異なる3種類の薬剤,すなわち血管拡張剤Duvadilan (Isoxsuprine hydrochlo—ride),高滲透圧剤Mannitol,血管透過性抑制剤Adonaによる房水の循環動態に及ぼす影響について検討を行ない,Diamoxの影響と比較観察し,さらにDuvadilanの作用機序を明らかにする目的で交感神経遮断剤Inde—ral (Propranolol)およびImidalin (benzylimidazoline)を作用させて,その影響を観察し,いささかの知見を得たのでここに報告する。
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