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特集 第22回日本臨床眼科学会講演集 (その2)
前房隅角の立体撮影—特にその光学系について
著者: 三国政吉1 岩田和雄1 八百枝浩1 藤井青1
所属機関: 1新潟大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.165 - P.171
文献購入ページに移動隅角検査は緑内障診断,特に病型の決定,治療方針の選定などに欠くことのできない検査方法である。隅角は三次元の複雑な形態をもつもので,平面的な観察のみでは正確に把握しにくい。この意味において立体観察の必須部位といわねばならない。
隅角の立体撮影を最初に行なつたのはDonaldson(1950)である。またShaffer (1960)はDonaldsonのstereo-cameraを用いて撮影した隅角立体写真図譜"Stereoscopic Manual of Gonioscopy"を出版している。これは隅角検査の入門書として広く用いられている。Donaldsonの立体カメラは現在は市販されていないので入手不可能である。
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