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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科23巻3号

1969年03月発行

特集 第22回日本臨床眼科学会講演集 (その3)

幼児の原発性眼窩悪性腫瘍の2例

著者: 宇山昌延1 佐々木嘉彦1 菅謙治1 岡田京子1 丸山光一2

所属機関: 1京都大学医学部眼科学教室 2高松赤十字病院眼科

ページ範囲:P.308 - P.318

文献概要

I.はじめに
 小児の眼窩に原発する悪性腫瘍は,さほど多いものではないが,その大部分は肉腫であり,かつ腫瘍の発育がはやく,悪性度がきわめて高いとされている。
 われわれは,最近,小児の眼窩に原発した悪性腫瘍を2例経験し,2例とも,発病後,腫瘍の発育は非常にはやく,予後は不良であった。病理組織検査によつて,1例は,胎児型横紋筋肉腫embryonal Rhabdomyosar—coma,1例は悪性血管内皮細胞腫malignant Heman—gioendotheliomaと診断された。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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