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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科23巻3号

1969年03月発行

臨床実験

平面平行ガラスを用いる眼底の立体撮影について

著者: 三国政吉1 八百枝浩1 藤井青1

所属機関: 1新潟大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.411 - P.418

文献概要

I.緒言
 眼底は平面でないから,これを立体写真でみることはたんに教育的であるということにとどまらず,診断上にも大きな意味のあることである。
 眼底立体撮影の歴史は古くThorner (1909)にさかのぼる。しかし,これが実用化されたのは比較的近年のことで,Allen (1964),Donaldson(1965)の業績に負うものが多い。しかしこれらはただ撮影方法を記するにとどまり,理論的考察の何もなされていないのはたいへん遺憾なことである。よつてわれわれはこれを幾何光学的に考察し,最大立体効果を得る方法,これによる眼底の立体計測法,さらに眼底等高線図作製法などについて報告してきた次第である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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