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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科23巻4号

1969年04月発行

文献概要

特集 第22回日本臨床眼科学会講演集 (その4)

螢光眼底映画撮影機の試作

著者: 藤沢洋次1 谷道之1 足立興一1 長嶋孝次1

所属機関: 1東都府立医科大学眼科教室

ページ範囲:P.474 - P.475

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 網膜循環動態を詳細に観察するために眼底カメラはいろいろと改良され,1秒間に2〜3駒の写真が得られるようになつている。しかしこれらの眼底カメラの改造には限界があり,ことに網膜循環時間の測定などのような研究には,従来の眼底カメラでは十分とはいえない。1958年Flockら1)により,ネコの網膜循環動態の研究に初めて螢光眼底映画が導入され,人間に応用されたのは1960年(Suvanto2))である。
 われわれもFl-Na静注によつて循環動態を研究する目的で,螢光眼底映画撮影装置を開発したので,報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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