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特集 第22回日本臨床眼科学会講演集 (その5)
上顎悪性腫瘍治療に伴う眼障害について—第1報臨床像
著者: 山田酉之1 木村亮子1 渡辺幸子1 神山巽1 高橋和子1 高橋信夫1 田中邦枝1 金子豊2 相馬廉2
所属機関: 1東北大学医学部眼科教室 2東北大学医学部耳鼻咽喉科学教室
ページ範囲:P.609 - P.615
文献購入ページに移動上顎腫瘍,特に上顎癌に対して,通常手術とその前後の強力な放射線治療が行なわれるが,これに伴つて重篤な眼障害がほとんど必発する。この障害はしかもきわめて難治で,長期間患者を苦しめ,しばしば失明に至り,あるいは苦痛のために眼球摘出を余儀なくされる。
われわれ4)は先にこの障害について報告したが,その後の症例も加えて,臨床像,視力の予後などについてさらに検討した。
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