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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科23巻5号

1969年05月発行

特集 第22回日本臨床眼科学会講演集 (その5)

いわゆる老人性円板状黄斑部変性

著者: 工藤高道1 木戸愛子1 菅原ひで1 宮城勇1

所属機関: 1弘前大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.651 - P.654

文献概要

I.緒言
 老人性円板状黄斑部変性は,高年者で脈絡膜血管系からの漏出または出血による黄斑部の網膜色素上皮(または網膜)の剥離,隆起を特徴とする眼底疾患であり,末期には瘢痕組織を形成するため,著明な視力障害をのこすことが多い。
 「老人性円板状黄斑部変性」の名称はOeller (1900)によつて初めて用いられたが,本名称のもとに統一され一つのclinical entityと認められるようになつたのはJunius and Kuhnt (1926)の報告以後である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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