文献詳細
特集 第22回日本臨床眼科学会講演集 (その5)
文献概要
I.はじめに
一次性網膜色素変性症においては,大部分の症例でERGが比較的早期から著しい振幅低下ないし消失をきたし,視力,暗順応,視野のような自覚的機能の検査成績との間に著明な不均衡を示すことが知られている。
ERGの臨床応用の初期Karpeの標準条件のような弱い光刺激で記録したERGでは,本症のほとんど全例でextinguishedであることが認められていた。
一次性網膜色素変性症においては,大部分の症例でERGが比較的早期から著しい振幅低下ないし消失をきたし,視力,暗順応,視野のような自覚的機能の検査成績との間に著明な不均衡を示すことが知られている。
ERGの臨床応用の初期Karpeの標準条件のような弱い光刺激で記録したERGでは,本症のほとんど全例でextinguishedであることが認められていた。
掲載誌情報