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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科23巻5号

1969年05月発行

特集 第22回日本臨床眼科学会講演集 (その5)

網膜色素変性症における残存視機能と加算ERG所見との関係

著者: 永田誠1

所属機関: 1天理よろづ相談所病院眼科

ページ範囲:P.689 - P.701

文献概要

I.はじめに
 一次性網膜色素変性症においては,大部分の症例でERGが比較的早期から著しい振幅低下ないし消失をきたし,視力,暗順応,視野のような自覚的機能の検査成績との間に著明な不均衡を示すことが知られている。
 ERGの臨床応用の初期Karpeの標準条件のような弱い光刺激で記録したERGでは,本症のほとんど全例でextinguishedであることが認められていた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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