文献詳細
手術
文献概要
これからお話しすることは,現在研究課題の段階にあるものである。使用する器具,設備ならびに技術面の開発などにいろいろ問題が残されているので,まだ一般に普及するには至つていない。
従来の白内障嚢内剔出においては,角膜辺縁部を180度切開し,6〜8針強角膜縫合を行なう方法が行なわれる。この方法によるときは6〜7日間の入院と,ひきつづき4〜6週間の自宅療養が必要である。これからお話しする方法は,約2mmの切開孔から水晶体を剔出するもので,手術後の入院は不要で,術後ただちに日常生活が可能である。
従来の白内障嚢内剔出においては,角膜辺縁部を180度切開し,6〜8針強角膜縫合を行なう方法が行なわれる。この方法によるときは6〜7日間の入院と,ひきつづき4〜6週間の自宅療養が必要である。これからお話しする方法は,約2mmの切開孔から水晶体を剔出するもので,手術後の入院は不要で,術後ただちに日常生活が可能である。
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