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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科23巻5号

1969年05月発行

文献概要

手術

水晶体の乳化,吸引手術

著者: 三国政吉2 木村重男2

所属機関: 1 2新潟大学眼科教室

ページ範囲:P.762 - P.764

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 これからお話しすることは,現在研究課題の段階にあるものである。使用する器具,設備ならびに技術面の開発などにいろいろ問題が残されているので,まだ一般に普及するには至つていない。
 従来の白内障嚢内剔出においては,角膜辺縁部を180度切開し,6〜8針強角膜縫合を行なう方法が行なわれる。この方法によるときは6〜7日間の入院と,ひきつづき4〜6週間の自宅療養が必要である。これからお話しする方法は,約2mmの切開孔から水晶体を剔出するもので,手術後の入院は不要で,術後ただちに日常生活が可能である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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