文献詳細
臨床実験
文献概要
I.緒言
前房隅角検査は緑内障診断に欠くことのできない検査方法の一つである。隅角は三次元的な奥行をもち,復雑な微細構造をもつため,平面的な観察より,立体観察のほうがはるかにすぐれたものであることはいうまでもないことである。
隅角の立体観察はDonaldson (1950)によつて初めて試みられたもので,その後Heinzen etal.(1959), Beuningen et al.(1960), Matth—äus (1961),わが国では河本(1964)らの記載がある。
前房隅角検査は緑内障診断に欠くことのできない検査方法の一つである。隅角は三次元的な奥行をもち,復雑な微細構造をもつため,平面的な観察より,立体観察のほうがはるかにすぐれたものであることはいうまでもないことである。
隅角の立体観察はDonaldson (1950)によつて初めて試みられたもので,その後Heinzen etal.(1959), Beuningen et al.(1960), Matth—äus (1961),わが国では河本(1964)らの記載がある。
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