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臨床実験
2色閾値法による色覚検査—(第1報)検査器の試作
著者: 藤井徹1 池田光男1
所属機関: 1ミノルタカメラ研究部
ページ範囲:P.783 - P.789
文献購入ページに移動緒言
1961年にR.M.Boyntonらは2色閾値法を用いた色覚検査器を考案し,正常者,第一色覚異常者,および第二色覚異常者の分類ならびに色覚異常の程度の分類が可能であることを発表した1)。われわれは今回この方法を用いて臨床検査を目的とした色覚検査器を試作し,二,三の実験を行なつたので,その理論構造とともにここに報告する。
1961年にR.M.Boyntonらは2色閾値法を用いた色覚検査器を考案し,正常者,第一色覚異常者,および第二色覚異常者の分類ならびに色覚異常の程度の分類が可能であることを発表した1)。われわれは今回この方法を用いて臨床検査を目的とした色覚検査器を試作し,二,三の実験を行なつたので,その理論構造とともにここに報告する。
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