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臨床実験
網膜循環障害時のERDG—Carotid-Cavernous Fistulaの1例
著者: 宇佐美恵美子1 霜鳥政光1
所属機関: 1千葉大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.801 - P.809
文献購入ページに移動I.緒言
1967年Henkes&Usami1)2)が発表した新しいタイプのSuction-Cup電極を用いるERDGは,網膜循環障害をきたす疾患において,その網膜機能を知る有力な手段である。
先に著者は網膜静脈血栓症,黄斑変性,動脈硬化症のERDGについて報告した1)2)3)が,今回Carotid-cavernous fistulaの症例で内頸動脈結紮術施行後にERDGを行ない,興味ある知見を得たのでここに報告する。
1967年Henkes&Usami1)2)が発表した新しいタイプのSuction-Cup電極を用いるERDGは,網膜循環障害をきたす疾患において,その網膜機能を知る有力な手段である。
先に著者は網膜静脈血栓症,黄斑変性,動脈硬化症のERDGについて報告した1)2)3)が,今回Carotid-cavernous fistulaの症例で内頸動脈結紮術施行後にERDGを行ない,興味ある知見を得たのでここに報告する。
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