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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科23巻6号

1969年06月発行

第22回臨眼グループディスカッション

網膜と視路の電気現象

ページ範囲:P.847 - P.851

文献概要

ERGのArtifact
○田村 修・三河隆子・長山厚生(徳島大)
 光刺激後約50msecのところに現われるERGのar—tifactについて報告した.このartifactは日本光電製のMSP−2Rを用いた時に現われ,その原因を追求すると発光管のtrigger用relayが切れる時に一致することがわかり,このrelayとpuls transformerのために発生するものと思われる。その防止策として,この回路にsilicone diodeを4個入れればartifactは非常に小さくなるが,理想的には発光管を入力から遠く離し,光をglass fiberで導くのがよいと述べた。
 杉町 condensorを用いても同じようなartifactを消すことができる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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