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第22回臨眼グループディスカッション
眼の形成外科(第4回)
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所属機関:
ページ範囲:P.933 - P.936
文献購入ページに移動第2回植皮シンポジウム
船橋知也
有毛植皮術,特に眉毛移植について
百々 隆夫(京都府立医大)
植皮術の基本的な考え方を述べ,眉毛移植の原則と術式とを経験,症例とともに紹介。
眉毛の偏位に対しては,Z-Plastyが脱毛のない点で,きわめて有効である。眉毛欠損は部分欠損と全欠損とでは,量的な相違があるばかりでなく,母床および周囲組織の瘢痕化,およびfibrosisの面からも,部分欠損は全欠損より眉毛移植が容易である。したがつて,部分欠損ではhair-bearing free graftの成功する可能性も大きい。しかし全欠損では,有毛有茎回転植皮か,含血管有茎有毛植皮術——特にisland pedicle flap(Mustardé)——が必要となる。
船橋知也
有毛植皮術,特に眉毛移植について
百々 隆夫(京都府立医大)
植皮術の基本的な考え方を述べ,眉毛移植の原則と術式とを経験,症例とともに紹介。
眉毛の偏位に対しては,Z-Plastyが脱毛のない点で,きわめて有効である。眉毛欠損は部分欠損と全欠損とでは,量的な相違があるばかりでなく,母床および周囲組織の瘢痕化,およびfibrosisの面からも,部分欠損は全欠損より眉毛移植が容易である。したがつて,部分欠損ではhair-bearing free graftの成功する可能性も大きい。しかし全欠損では,有毛有茎回転植皮か,含血管有茎有毛植皮術——特にisland pedicle flap(Mustardé)——が必要となる。
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