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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科23巻8号

1969年08月発行

眼・光学学会

電動ズーム手術検微鏡の使用経験

著者: 井上正澄

ページ範囲:P.995 - P.997

文献概要

 ズーム手術検微鏡は眼科手術や内耳手術をやりやすくする目的で作られたもので,これらのマイクロサージェリーでは変倍率光学系を用いると,視野が一時遮断されるので,スムーズに手術を進行するためには,この頃はもつぱら足ふみスイッチで操作されるモーター駆動ズームによつて連続的に倍率が変化する手術検微鏡が好んで用いられるようになつた。ツァイスとストルツ型では微動は足ふみスイッチを用い,キーラー型では消毒すみのゴムキャップをはめた手動式となつている。
 電動ズーム手術検微鏡は角膜異物を細隙燈で除去することになれている眼科医には,容易に使うことができる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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