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特集 第23回日本臨床眼科学会講演集 (その1)
脳腫瘍の眼症状に関する研究
著者: 渡辺春樹1 畠山正1
所属機関: 1東北大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.29 - P.29
文献購入ページに移動 最近4年9カ月の間に,東北大学脳神経外科で組織学的に診断の確定した脳腫瘍200例について,限症状の関係する部分を報告する。
脳腫瘍の発生部位を,視交叉付近,外套および脳幹,小脳に大別すると,それぞれ53例,85例,62例で,組織学的に多いものは神経膠腫,髄膜腫,下垂体腺腫などである。このうち,眼症状を初発したものは65例で,下垂体腫瘍の66%,外套腫瘍の19%,脳幹小脳腫瘍の23%は眼に関する自覚症状で発病していた。
脳腫瘍の発生部位を,視交叉付近,外套および脳幹,小脳に大別すると,それぞれ53例,85例,62例で,組織学的に多いものは神経膠腫,髄膜腫,下垂体腺腫などである。このうち,眼症状を初発したものは65例で,下垂体腫瘍の66%,外套腫瘍の19%,脳幹小脳腫瘍の23%は眼に関する自覚症状で発病していた。
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