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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科24巻1号

1970年01月発行

文献概要

特集 第23回日本臨床眼科学会講演集 (その1)

斜視手術における微少角調整

著者: 筒井純1 深井小久子1 飛岡延子1 内田冴子1

所属機関: 1岡山労災病院眼科

ページ範囲:P.65 - P.68

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I.緒言
 著者1)2)らは先に斜視手術中にSynoptophoreを主体とする眼位,両眼視測定器械を用いて,手術時にできるかぎり両眼視を獲得しやすい位置に眼球を固定する方法を行なってきたが,今回はさらにその精密度をたかめる目的で,微少角調整法を試みた。これは融像幅のほとんどない斜視や,複視のある斜視には手術時の最終固定点が非常に重要であるからである。しかし,このように苦心して仕上げた眼位が後日再び変化することもあるので,そのような症例もあわせて分析を行なった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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