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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科24巻1号

1970年01月発行

文献概要

特集 第23回日本臨床眼科学会講演集 (その1)

Tensilon Tonographyと筋無力症レスポンス

著者: 岩田和雄1 難波克彦1 児島守1

所属機関: 1新潟大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.69 - P.74

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I.緒言
 Edrophonium chlorideは筋弛緩剤Curareの拮抗剤で,米国ではTensilon,わが国ではAntirexの名で知られている。静脈内注射として用いられるが,効果発現が迅速で,持続が短い特性があり,主として筋無力症の診断,薬用量の適否,myasthenic crisisの迅速診断などに応用されている。
 筋無力症に本剤を用いる場合,臨床症状の迅速な改善が目標になる。しかし症状のごく軽いもの,反応の軽度なものでは診断に迷うことが多く,最終的には筋電図学的な検索にまつのほかなくなる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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