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臨床実験
内斜視と縮瞳剤(第2報)—1%Ubretid点眼による結果について
著者: 石川哲1 魏昭博1 内藤佐知子1 田沢博子1
所属機関: 1東京大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.145 - P.151
文献購入ページに移動Ubretid (Ubr.と略)の点眼薬は昭和42年に初めて石川,佐藤により重症筋無力症の眼瞼下垂の治療に用いられ1),その後緑内障,内斜視の治療にも応用され,非常に有効であることが証明され,その予報はすでに報告した2)。その後,予報よりも若干症例数もふえ,follow—upも長くなつたので,今回は過去約2年間に本剤のみで治療した38名の内斜視患者の成績を一応まとめることができたので本剤の使用法,症例の選択,その他につきここに報告したいと思う。また副作用について,Ubr.,P.I.およびトスミレンの比較ができたのでそれもあわせて報告する。
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