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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科24巻10号

1970年10月発行

文献概要

臨床実験

緑内障誘発試験とトノグラフィーの比較

著者: 真壁禄郎1

所属機関: 1フランクフルト大学眼科(元新潟大学眼科)

ページ範囲:P.1243 - P.1246

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I.緒言
 緑内障の早期診断の一つに誘発試験が広く行なわれている。人工的に誘発された眼圧上昇が正常眼に比べて緑内障に大きいことを利用したものであるが,その誘発上昇眼圧は自然に起こる眼圧上昇と有意の相関関係にある(真壁,1970)。他方,緑内障の多くが房水流出抵抗の上昇に帰因することから,その非観血測定法の一つであるトノグラフィーが慢性緑内障の診断に重んじられている。この二つの重要な緑内障検査法を検討し,特にその診断的意義を比較してみた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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