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特集 緑内障
緑内障の診断および現在の問題点,これからの方向
著者: 岩田和雄1
所属機関: 1新潟大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.1435 - P.1442
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緑内障の早期診断は古くて,しかもつねに新しい問題である。
緑内障の診断について論ずる場合,眼圧が異常に高ければ緑内障であるという古典的な考え方は,現在もなお根底にあることはいなめない。実際にこの考え方だけに立脚するならば,症状の固定した完成された緑内障だけを取り扱うことになるから,ことさらに煩わしい検査も必要とせず,診断になんら困難な問題もない。
緑内障の早期診断は古くて,しかもつねに新しい問題である。
緑内障の診断について論ずる場合,眼圧が異常に高ければ緑内障であるという古典的な考え方は,現在もなお根底にあることはいなめない。実際にこの考え方だけに立脚するならば,症状の固定した完成された緑内障だけを取り扱うことになるから,ことさらに煩わしい検査も必要とせず,診断になんら困難な問題もない。
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