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特集 第23回日本臨床眼科学会講演集 (その2)
H-S自記眼精疲労計簡易型の試作とその応用
著者: 鈴村昭弘1 谷口正子1 端山久子1 石川みどり1
所属機関: 1名古屋大学環境医学研究所
ページ範囲:P.201 - P.209
文献購入ページに移動老視年齢において眼精疲労の訴えの多いことはすでに前報にて報告した。これらの眼精疲労,あるいは近距離視の困難を訴えて来る者のうち,その初期症状ともいうべきものに,夜間照明の不十分な場所における視障害が最も大きい。そこで今回は,萩野・鈴村式自記眼精疲労計の簡易型の試作を行なつたので,本装置を使用してNight presbyopia夜間老視現象ともいうべき上記訴えがどのような機序で生ずるかについて,さらにこれらに対する薬物の効果について検討を試みた。
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