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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科24巻2号

1970年02月発行

臨床実験

乳頭状を呈した後天的血管腫(Granuloma pyogenicum)

著者: 秋元正二1 大林一雄1 中世古一1 野口順治1

所属機関: 1慈恵医科大学眼科

ページ範囲:P.277 - P.280

文献概要

I.緒言
 血管腫は一般に先天的発生異常であつて,眼瞼結膜や球結膜に発生する血管腫は,さほどまれなものではなく,小さな血管腫の場合,他の皮膚同様に暗赤色を呈し,皮膚面からやや隆起し,ボタン状で,大きいものは地図状を呈するのが普通であるが,今回われわれは右眼下円蓋部結膜に乳頭状に成長した血管腫に遭遇し,これがはなはだしく毛細血管に富む一種の炎性肉芽ではないかと考えられたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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