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眼・光学学会
He-Ne Gas Laserの光凝固II
著者: 小松伸弥1
所属機関: 1順天堂大学医学部眼科教室
ページ範囲:P.443 - P.449
文献購入ページに移動I.緒言
最近数年の間にいろいろなLaser装置が開発され各方面に応用されているが,特にGas Laserについては(1)連続発光である,(2) Cohercncyが強いなどの点が固体レーザに勝るものとして注目されてきている。網膜剥離などに対する光凝固機として従来は主にクセノンが使われてきたが,最近ではRuby Laser (固体レーザ)が使われてかなりよい成績をあげている。しかしすでに第1報でも述べたごとくHe-Ne Gas Laserはこれら両者に比べて種々の優れた点をもつており,前回は動物実験において満足すべき結果を得たが,今回は人眼網膜の腫瘍およびその周辺の網膜の光凝固を行なう機会を得,臨床面における効果を確かめることができたのでその経過について報告する。
最近数年の間にいろいろなLaser装置が開発され各方面に応用されているが,特にGas Laserについては(1)連続発光である,(2) Cohercncyが強いなどの点が固体レーザに勝るものとして注目されてきている。網膜剥離などに対する光凝固機として従来は主にクセノンが使われてきたが,最近ではRuby Laser (固体レーザ)が使われてかなりよい成績をあげている。しかしすでに第1報でも述べたごとくHe-Ne Gas Laserはこれら両者に比べて種々の優れた点をもつており,前回は動物実験において満足すべき結果を得たが,今回は人眼網膜の腫瘍およびその周辺の網膜の光凝固を行なう機会を得,臨床面における効果を確かめることができたのでその経過について報告する。
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