icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科24巻5号

1970年05月発行

第23回日本臨床眼科学会 GROUP DISCUSSION

眼心身症(第6回)/医原性疾患(第3回)

ページ範囲:P.779 - P.782

文献概要

I.各種精神異常者の視野変化
 管状視野がヒステリー以外の各種精神疾患(神経症,うつ病)においても見られるという見解の妥当性を検討したもので,神経症ではretension neuroseで,うつ病では反応性うつ病で,ともにヒステリー性要素の強いものに管状視野が認められた。強迫性神経症には認めなかつた。精神分裂症は測定不能であつた。またヒステリー患者は11例中7例に,小児ヒステリーでも管状視野が証明された。この時家庭の不和,兄弟の競合を直したところ管状視野も消失し,視力も正常となつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら