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臨床実験
特発性破嚢により眼圧急性上昇をきたしたSteroid Cataractaの1例
著者: 岩田和雄1 新保信夫1 藤井青1
所属機関: 1新潟大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.909 - P.912
文献購入ページに移動1960年Blackらは長期間副腎皮質ホルモンの全身投与を行なつたリウマチ性関節炎患者に,高率に後嚢下白内障が発生することを記載した。以来,ステロイド白内障はいわゆる医原性疾患の一つとして注目されている。
ステロイド白内障は通常後嚢下に限局し,一般に急速に進行することはなく,比較的良好な視力を保持するものが多い。
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