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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科24巻6号

1970年06月発行

文献概要

臨床実験

特発性破嚢により眼圧急性上昇をきたしたSteroid Cataractaの1例

著者: 岩田和雄1 新保信夫1 藤井青1

所属機関: 1新潟大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.909 - P.912

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I.緒言
 1960年Blackらは長期間副腎皮質ホルモンの全身投与を行なつたリウマチ性関節炎患者に,高率に後嚢下白内障が発生することを記載した。以来,ステロイド白内障はいわゆる医原性疾患の一つとして注目されている。
 ステロイド白内障は通常後嚢下に限局し,一般に急速に進行することはなく,比較的良好な視力を保持するものが多い。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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