icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科24巻7号

1970年07月発行

文献概要

臨床実験

高度遠視眼にみられる眼底異常,ことに乳頭黄斑間網膜襞について

著者: 植村恭夫1 森実秀子1

所属機関: 1国立小児病院眼科

ページ範囲:P.961 - P.965

文献購入ページに移動
I.緒言
 小児の高度遠視は,発育異常の一つとして取り扱われており,十分なる矯正視力が得られないことから弱視とされているものが多い。
 高度遠視の中には,ブドウ膜コロボーム,小眼球,小角膜などの明らかな先天異常を示すものがあるが,これらはそれら先天異常を主体として取り扱われている。著者らは,従来から視力不良な小児にみられる眼底変化に関する研究を続けてきたが,今回は,+10D以上の高度の遠視を有する小児にみられる特有な眼底変化について報告することとする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?